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住戸設計者インタビュー

顔写真

株式会社アルコデザインスタジオ
鎌田 智州
コプラスの企画では「羽根木の森コーポラティブハウス」の住戸設計、「弦巻コーポラティブハウス」の全体設計と住戸設計を担当。他にも新築分譲マンション、リノベーション物件、保育園や老人ホームなど幅広いジャンルの建物を手掛けている。コーポラティブハウスの「コミュニティ」の魅力に惹かれ、自身もコーポラティブハウスに居住中。


Q:鎌田さんとコーポラティブハウスの出会いは?
A:学生の頃に共同住宅のコミュニティを研究テーマにしていました。
その頃に読んだ「集まって住むことは楽しいナ」という本にコーポラティブハウスのことが書かれており、こういう住宅ってすごくいいなぁと、とても印象に残っていました。

Q:ご自身も、コーポラティブハウスにお住まいと聞きました。
A:自分自身の住まいを考えるとき、特に子育て環境を考えたときに、コーポラティブハウスが良いなと思いました。実際に暮らしてみて、改めてコミュニティの有難さを実感しています。もちろん、ものづくりに携わる人間として、自分が思い描いていたものが形になる喜びや達成感はとてもあります。
ですが、そこで得られる満足感にも増して、入居者同士のコミュニティは他では得られないものだと思っています。一緒に入居する方たちと住まいづくりを1年半~2年かけて共有したという事実はとても大きいし、それがマンションに対する帰属意識を自然に生みだしていると感じています。
例えば、家に帰ってきたというほっとする気持ち。それをどこで持つかだと思います。マンションのエントランスに入った時に持つか、自分の家の玄関のドアを開けたときに思うかの差です。僕はエントランスに入った時に、あぁうちに帰ってきたなと思うんですよね。そういう感覚ってとても貴重だと思います。

自宅

▲木のやわらかい雰囲気が印象的なご自宅

 

Q:コーポラティブハウスならではのやりがいは?
A:コーポラティブハウスも他の建物を考える時も、もちろん仕事の責任はどちらも重いのですが、住まい手の顔が見えることで、特にその重さを感じます。相手がわかっていれば、何とかその人に喜んでもらいたいという気持ちになります。商品ではなく、その人のための住まいをつくる実感があります。

Q:難しさは?
A:出来あがるまで、形が見えない難しさがありますね。図面だけでは、普通の人は、なかなか完成した住まいを想像できないですから。もちろん、平面図だけでなく、スケッチを描いたり、詳しい説明をしたり、なるべく分かりやすく伝えるようにはしていますが、それでも全部を完璧に想像してもらうのは難しい。 だからこそ、設計のプロがやってくれたのだから、これがベストなんだろうと思ってもらえる関係づくりが大事だと思っています。それは、コーポラティブハウスづくりに携わるたくさんの人たちとの関係も同じことです。ひとつひとつの仕事を積み重ねる上で、なるべく信頼関係を築けるやり方を選んでいます。





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