2011年09月29日
ドリ農部さんが、颯爽と牧場での部活動に出かけた後、
学校の片付けなどを手伝った後(気ままな旅ですが、遊んでばかりいるというワケではありません!)、
上士幌町を観光をして帰路につきました。
ただ、東京23区ほどの広さのある町なので、とても回りきれません!
この日の上士幌では、
バルーンフェスティバルが開催されていました。
27基の気球が上がるのだそうです。
▲夜に火が灯った気球群も幻想的だとか。
このフェスティバルは、気球の競技や体験搭乗だけのことかと思っていたところ、
屋台あり、子供の遊技場あり、のど自慢あり、
昨夜一緒に過ごしたJA青年部さんが、トラクターの展示をしていたり、、、
町をあげて、さまざまなイベントが続きます。

▲上士幌町は熱気球の町なのです
1ヶ月前にデビューしたそうで、このキュートな姿に子供たちは大喜び。
イベントの盛況に一役買っていました。
町を盛り立てるためにいろいろな仕掛けを考えているようですね。
▲人気者の「ほろんちゃん」。大人の事情で121cmのはずの身長は、、、
私たちは今年の2月に、たっぷり気球に乗せてもらったので、今回は搭乗はパスして、旅を先へ進めます。
上士幌町で最後に訪れたのは、
ナイタイ高原牧場。
ここは、町の観光スポットのひとつです。
「ナイタイ」はアイヌ語で、「奥の深い沢」という意味だそうです。
天気が良ければ、最上部より見事なパノラマが広がるそうですが、この日は濃霧で、一寸先はまっ白。
それでも少し下ると霧が開け、東京ドーム358個分の広さという、なだらかな緑の起伏を眺めることができます。

▲広大な敷地で、牛ものんびり。
ここで、今回はじめて知った知識をお披露目。
知識その1
ナイタイ高原牧場は、「
十勝ナイタイ和牛」が育つ場所だと思っていたら、ホルスタインばかり???
ここは公営の牧場で、子牛から母牛になるまでの間の子育てを、酪農家に代わりに担う場所だそうです。
知識その2
「十勝ナイタイ和牛」の「ナイタイ」は上士幌をイメージする言葉として使われたもの。
生まれも育ちも上士幌のもの黒毛和牛で、5・4等級の上等なものをそう呼び、町の特産として売り出しています。
(ちなみの等級は5級までです)
2年前にネーミングされたそうで、知名度もまだこれからでしょうが、とてもウマいんです!!!
(同じく、特産の
十勝ハーブ牛やら、豚や鹿も美味しいのです。)
知識その3
当り前ですが、乳牛として必要なのはメスのみ。
オスに生まれてしまうと、売りに出されて肉牛として肥育されるそうです。
牛舎は女の園なんですよね~。
でも、牛乳が出せなくなった母牛もお肉に。
結構シビアな世界ですね。
(そうやって、私たちの食卓を支えてもらっているのですが。。)
さて、ナイタイ高原牧場見学の後は、いざ、空港へ。

▲ナイタイ牧場にはコーヒーのCMで使われた、ツリーハウスがありました。
私は、旅をする際に、観光スポットだけを飛び回るだけでなく、
市場や街の食堂に立寄ったりと、その街や人に近づくことを意識しています。
学生時のアルバイトで、観光都市で着物のコスチュームで給仕をしていたことがあり、それを随分とよろこんで下さる外国人観光客の方もいらっしゃっしゃいました。
自分のその表面的なおもてなしが、たいそう後ろめたく感じていて、それがもう一歩踏み込んだ観光地のヨコ顔を覗き込む、原動力になっているのかもしれません。
これまでにもこの林間学校で、コンシェルジュさんを通していろいろな地元の方との出会いがありました。
何もないと言いながら、本当に必要なものは何でもあるこの町の、日常の中に埋もれた魅力を見せてくれる場であり、町の人たちがそれを再確認する機会になっているのかもしれません。
お互いに、異文化に触れて何かしらの気持ちの動きがあるはずです。
それが何かの行動の広がりになっていることもあるでしょう。
人は近くにある"青い鳥"を見過ごして、外を向いてしまうもの。
外に出ていくこともとても大切ですが、
私の当り前の日々の中にも、気がつかずに見過ごしている魅力が眠っているのかなと思いながら、飛行機に乗りました。
最後に。
この気ままな旅を支えてくれた多くの人に、この場を借りて感謝の気持ちをお伝えします。
(設計担当ao)